頭のメモ帳に書きつける、なんていう人がたまにいるけど、自分の頭のメモ帳は数分後には白紙に戻る省エネ設計なので、基本的に常に白紙で、後からあれ何だったけかな、と考えてみたところで、\(^o^)/消したよ、のメッセージが出るのみで、ひどいときはそれすらも忘れてたりするので、メモ帳を持ち歩こうかと思うも邪魔くさく、じゃあ大抵いつも持ってる携帯にメモのアプリ入れればいいやんってことなんだけど、実際に入れてみると、なんだかいちいち入力するのが億劫でなかなかメモることなく、そうだ、メモメモと頭のメモ帳に、白紙設定は辛うじて覚えてるので、何度も何度も筆圧高く書きつけるんだけど、ものの数分でやはり綺麗さっぱり消えていて、今日もまた、いつものようにひとり憤慨していたのだけど、まあ物事は何事も良し悪しであって、よくよく考えてみれば、メモ帳を大量に残せるくらいのスペックがあったとしたら、つまりは記憶力のいい頭があったとしたら、ヤなことあったらとりあえず食って寝て忘れるという粗末な頭ならではのお手軽技を使えなくなるだろうことは目に見えているのだから、それじゃ、高機能な記憶頭と寝れば忘れる簡素な頭と、天秤にかけたらどっちがええのん?っと考えてみると、ま、簡素な頭でいっかな、ってことになり、簡素な頭を是とするならば、当然、記憶すっかすかな頭も甘受せねばなるまい、っつーことで、一件落着。