知識

データの更新が頻繁じゃない分野がわかりやすい気がする。つーわけで、拷問。ただでさえ痛いのが嫌いで、特別そういったものに興味がないから、ほとんど知識は更新されずに、一度見聞きしたものが残っているだけ。生爪剥がすだとか、様々な部位を切るのだとか、感覚を遮断して放置だとか、焼いた鉄を鼻に入れたら脳が出てくるだとか、興味がない故に整理もしないから、ベタだったり胡散臭かったりするのが、いくつかある。
そんな中、先日まぶたを切るって拷問の話を知った。なるほどなー、簡単だけど、地味にきつそうだ、なんて思ったわけだけど、別に想像できないことでもない。いや、想像もしなかったことではあるんだけど、やってることは肌を切るって行為なだけであって、それを知っていたのだから、想像できなくはなかった。でも、そんな拷問は思いもよらなかった。
知識はそれ自体をインプットしていけば、その分増えるわけだけど、それだけじゃない。得た知識を抽象して、思考すれば、新たな知識が生まれる。分類すればいくつかに分けられるんだろうけど、例えばある要素と要素の組み合わせ、ある要素と要素の置き換え、ある要素を他の要素での代替…等々(これこそ拷問でたとえろよって話だろうけど考えるのも嫌だからね!)、そんな具合になんだかんだすれば、新たな知識を生み出すことができる。生み出さなければ知識がもたらされない限り、世界はそのまま広がらない、待ちの姿勢なわけだけど、自らが今まで得た知識を利用し、活用することによって新たな知識を生み出し、世界を広げることができるんじゃないのかな、と。
今までの持っていたちっぽけな自分の世界を広げてくれるような、素晴らしい他人の発想を知って、こんなん自分には想像もつかないわーって、ていうかあいつ人間じゃないわー、人間だとしても自分と違う人間だわー、って思っちゃったりするけど、それらも決して想像が不可能なものではない。確かに聞く前には想像もしなかった、自分の世界の外にあるようなものだとしても、不可能ではない。
その人らもそうやって新たな知識得たんじゃね 毎度毎度神様がいちいち教えてるわけでもなかろうし 知識ってのはそうやって得るだけでもいいけど創り出すこともできるんじゃない そういうプロセスなんじゃない まあ拷問なんかこれ以上増やしたくないけどな って途中でだるくなり失速 そういえばこの前投げやりダイアリーっての読んだな いい言葉だ 投げやりダイアリー