That's too bad.

好きな言葉は?と聞かれたら思わずそう答えたくなる素敵ワード。That's too bad.と唱えることで不遇や不幸、所与や過去など、どうしようもないことを現在から切り離せるんだから。なぜなら、それはお気の毒に、という訳語*1がひどく他人事であるように、現在の自分ではどうしようもないそれらのことは、他人事と変わらぬ、それほどに距離ある事柄なんだから*2。そんなどうしようもないことに引きずられて現在の自分を蔑ろにし不毛に徒労するくらいなら、魔法の言葉を唱えた方がずっといい。That's too bad.

*1:中学のときに訛りが強い個性的な外見の英語教師がやたらと言っていたことが記憶に残ってる遠因でもあるから、訳語はその時のもの。実際はニュアンスが違うよ、とかあってもスルーで。

*2:解決に、という意味で。それに気づかず引きずられる場合が多いけれど。だからそういった意味では過去の自分を他人として切り離す作業とも言える。(というか本質はむしろそっちか。)