性同一 性障害の男が

服装変えた今のまんまじゃただの女装だから、これからはホルモン注射や手術だけじゃなくて戸籍も変えようかなあっと彼女に伝えたところ、その日から彼女の様子がおかしくなったので悩む。もしかしたら男である自分が好きだったから女になるのは嫌なのかなっと。その後、まあいろいろあって、結局彼女はその恋人がすごい好きで結婚したいから戸籍だけは残してくれないかな?って悩んでたと。で、落ちは、自分は間違って男の子に生まれてきたんじゃなかったのかもしれない、これは神様の粋な計らいってやつなのかもしれない、って話なんだけど、なんかちょっと素敵やん、って思った。この話の最後で、子作りしてから性転換しようかなって言ってるように、結婚はまだいいとしても子ども作れるってのは大きいだろうし。同性のカップル話は、男にしても女にしても、そこらへんの悲しさ的な感じはどうしようもないものがあるから、粋な計らいと言っていいのかもしれない。男女間にしても同性間にしてもよくある話の結ばれない二人が来世でっやつにしては、ちょっと変則的ではあるけれど。まあ、実際は現世の二人に対しての粋な計らいなのか、前世云々なのかは、至極どうでもいい話で、いいなって思ったのは間違いなんかじゃなかったていう肯定らへんが、なんかよかった。