批評もいいもんだなっと

ずっと腑に落ちなかった本の批評を読んで、それがすっと腑に落ちた。確かにあれば不条理って感じじゃなく、それこそ「絶対?」と聞かれて「うん、絶対♪」って答えておけばいいものを「絶対とは言い切れないけど、とても高い可能性で。」なんて生真面目に答えちゃうオタク的なそれだよな、と。
言葉に忠実でない前者と忠実な後者。どちらが正しいかって言われたら時と場合によるけれど、一般的にそういう風に聞かれてるときは前者の方が適当じゃないかな*1。なぜなら前者は言葉には忠実ではないけれど、相手が求める返事を答えているという点で、後者よりも相手に忠実であるから*2。言葉はコミュニケーションのツールであるのだから、前者のように時と場合により絶対=強意の副詞的に*3使う方が正しいとさえ言えるのに、それでも言葉のルールに忠実であろうとする後者は、自閉症の人は教えられたルールが絶対だと思ってるからそれから外れた現象を目の当たりにするとパニックになるとか書いてた人がいたけど、そういった意味でもやはり自閉症的であるのかな。まあそんな感じでこんな感じ。どうでもいいけどもう21日か。早いね、まったく。

*1:ここらへんで断定できないとことか、()の中に入れてまでわざわざ書いちゃうところがとても後者。

*2:前者を不誠実だって言ったりするけど、見方を変えれば前者の方が誠実である場合もある、っていうかむしろ多い気がする。

*3:とても、very、でら、バリ、めっさ等々。(問いの絶対の後には省略されている何かが入るだろうから。)