どういう話

  1. 視線の話
    • どんな侮蔑や軽蔑の視線を投げかけられたところで、そいつらは魔法使いじゃないんだから石にされることも命を奪われることもない。命を失うことになるとするならば、それは自分で自分を殺す場合であって、視線自体にそんな力はない。
    • どのように見ようがそれは相手の自由。現に相手にはそのように見えているんだから。勿論見られたいようにする努力、例えばオサレに見られたいからお洒落するなど、は有効ではあるけれど、結局の所どのように見るかは相手の自由であって、自分が干渉できる領分ではない。
  2. 結果の話
    • 祈りで結果を左右する能力を持たない限り、行為で以て結果に働きかけるしかないが、それはあくまで行為の領分内での話であるから、行為を終えたらそれこそ祈るか天命を待つのみである。
    • 結果は自らの領分ではない彼岸の話であって、自らにできることは行為を投げかけ、そして待つことのみである。
    • だから結果が伴わなくとも、不遇が続こうとも、それは彼岸の領分の話であって、自らの領分である行為の話ではなく、行為で自らにできる最善を尽くしたのならば、それ以上に自分にできることは何もないのだから、悔やむ必要なんてないし、むしろ最善を尽くしたことを誇りにすることさえできうる。
  3. 美人の話
    • 確かに美人ではあるけれど、流行のタイプじゃ、万人受けするタイプじゃないのに、自信満々である美人の話(そんな絵を見た)。自信満々と言っても全ての異性が自分に気があるなどという驕った自信ではなく、自分をどう捉えるかは相手の領分であり、自らは最善を尽くしているから故に胸を張る。そういった類の自信。

そういう話。いや、さういう話。さういうものになれたらいいよねっていう。真逆だからね、自分は。