男装キャラをたくさん出すにはどうすればいいんだ

って言ってる人を見て思いついたのが、ベタだけど逆転してる世界。力仕事が野蛮なことで、頭脳労働が洗練されたことだとか、どこかで女権が拡大しただとかで、女性が労働、男性が家庭に入るように。そこで前時代の衣服に対する知識がある女性は、活動的な男性用衣服を女性用の衣服に、家庭に入り選ばれ庇護される立場になった男性には女性用の飾る衣服を。そんな社会になったもんだから、自ずと学校の制服も逆転して男装少女と女装少年に、って感じで。そういった社会の場合、前時代の抑圧された女性からしたら勝利と言え、満足してるのかもしれないけど、ただ逆転、転倒させただけであった本質的には何ら変わってないよなあ。フリーにしたわけじゃなく、その構造を逆転させてるだけなんだから。
だからその次の時代に衣服からそういった意味が剥奪されたのが来たらと妄想。スカートを穿く少年とズボンを穿く少年、パンツルックな少女とスカートを穿く少女。スカートを穿いた可愛らしい少年や、パンツルックの格好いい少女は、なぜその格好をするのと問われ答える。可愛いから、格好いいから。そして自分に似合うから。むしろどうして可愛い男も格好いい男も同じ服を着なくてはならないのか、可愛い女も格好いい女も同じ服を着なくてはならないのか、そちらの方が疑問です、と。
それはこんなに可愛いのに女の子のはずがないじゃないか!ってのに少し似ている気がする。性別さえ記号にしか過ぎない2次元で、可愛くてストライクであるのに男だからと拒絶するのが滑稽であるように、性別というくくりではなく個人の特性そのものを重視している感じが。まあ、その次には元々違うのだから区別した方が効率いいだろって元の時代が来る気がしないでもないでもないでもない。うん、わかんない。成熟していくものなのか、単なる循環的なものなのか。まあ、題名にあるような最初のきっかけからそんな妄想。暇だね、おい。