例えば体育会系的な職場で

警察学校だとか消防学校だとか自衛隊だとか、そんなところであるって話なのが筋トレ。集団で腕立てとかさせられるんだろうけど、そんな中で規定の回数できなかったら根性が足りんということになる。連帯責任で全員が+10回だとして、できないやつはとことんできないからエンドレスループ。根性なしが!ほら、お前の隣のやつは一度も失敗せずに続けているぞ!見上げた根性だ!なんてことがありえたとする。
でも、それは根性があるわけじゃなく、単純に筋肉があるだけだよね。個々人の筋肉量から想定される限界の回数を課した後で何回できたかってんなら根性が測れなくもない気もするけど、全員一律の回数を課しただけじゃわかるのは根性ではなく筋肉量。だから例えば、メチャクチャ根性あるけど筋肉のないAと、根性は無いけど筋肉だけはあるBがいるとして、一律の腕立てが課された場合、Aは根性使いまくっても教官に根性なしと罵られ、Bは全く根性使わずに筋肉だけを使って根性があると褒められたりする。だからどうしたっていうと、これは他のことにも言えるよねっと。
課題が要求する基本スペックを上げておけば精神を使う必要はほとんどないので、精神的にも楽ができる。それに精神論を燃やし尽くして壊れちゃうよりは、素直にスペック上げた方が現実的でもある。根性すり減らすより素直に筋トレした方がいいように。前に書いた、辛い現実を幸せに思えるような悟りまくりな精神を手に入れるより、現状の精神のままでも辛くない程度に周囲の現実を変える方が容易であることが多いように、って話とも似てる。精神論に頼りすぎるのは無理出てくるよね、と。
精神論はそれこそ気持ち一つだから手っ取り早いからなのかな?それとも変えられるんならとっくに変えてるわ!っていう二進も三進もいかない状況が故の苦心の策なのかな?まあ、いずれにしろ、それは最後の武器ってことでいいだろう、と。拳銃みたいなもんでさ。ていうか月光ってのが頭にあったから月光仮面かと思ったら忍者部隊月光の方だったのか。まあ、どっちも見たことないんだけど。無駄なこち亀知識。ガキの頃アホみたいに読んでたしな。
追記:これか。なんかちょっと面白いなw
ttp://www.youtube.com/watch?v=s1EmqFVWbGk