て、手首が…

前も書いたけどやっぱり公開する方がお得だよな。例えば独学で独自の知を考えたとする。それを公開しなければ独占することができるが、ただそれだけで終わってしまう可能性が高い。一方、公開してしまえば独占することはできなくなるけど、その先のステージへと薦める可能性が高くなる。だって例えばその知に興味を持つ人間が1万人いるとしたら、1万人の頭脳でその先のステージについて演算させるようなもんなんだから。
だから分散コンピューティングを利用するための手続きと考えたらわかりやすい。いくら優れた知を生み出すハイスペックなPCだろうが1台でその先のステージその先のステージを目指すのは難しい。でも分散コンピューティングを使うことで、独占することはできなくなってしまうが、次のステージに辿り着きやすくなる。辿り着いたのならば、その知は公開され更に次のステージが探され…って感じになんかすごいスパイラル。
一事が万事そんな調子だから知を公開するグループの発展は凄まじく、独力でどうにかしようとしても太刀打ちなんてできないだろう。発展の速度が違いすぎるのだから。そんな感じじゃないのかなっと。まあ、公開するグループに参加しつつ新たな知を発見しても公開しないってパターンもありえる。ありえるけど、それがバレてハブられたら時のデメリットは大きいし、それがバレない場合でも、例えば全世界的に公開されてたらハブりようがないわけだから常に最先端の甘い汁を吸えると言えば吸える、結局は最初の例のように、公開して独占できなくなるデメリットより、次の段階を見たい、次の段階に進めるってメリットが勝ったりするんじゃないのかな、知らんけど。