「孤独とは良き友のことだ。孤独と共にある時にのみ、人は自分自身を見出す」

ルイス・バラガン

他者に求められた時に現れるのが自分。自分探しは他者が求めて見出してる自分像と、自分自身が認識している自分像との差違に耐えきれず、自分自身が認識している自分像に近い自分像を、求めて見出してくれる人や環境を探し求める運動。
自分が描きたいジャンルじゃない漫画を描いてみたらめちゃくちゃ売れたはいいけど、本当はそれを描きたくない。やっぱり自分が描きたい漫画を描きたいんだけど、それは誰にも求められてないから悩んでるっていうとある漫画家が、今の俺はこんな感じだって示した図。簡易的に描いた人体が白紙の真ん中に描いてあり、それと同じ形の点線で描かれた人体が真ん中に描かれた人体と重なるようにして左と右に描いてある図。左に描いてある点線の人体が求められている自分であり、右に描かれている点線の人体が自分が思い描いてる自分。そしてその真ん中にある実線の人体がその間で悩んでる自分って説明したその図に近い。
まあ、そういったわけで、孤独な時、自分しかいないときに自分自身に問いかけると自分自身が現れる。それは確かだろうけど、その時、自分自身に呼びかけている自分とは一体誰なのかって話。だったんだけど、なんかもう疲れちゃった。二段落目の長ったらしい説明は、最初その図を実際に描いた方がわかりやすいだろうって思ってチャレンジしまくったんだけど、マウスでコピー機能なしで描くには無理すぎた。おかげで無駄に疲れて力果てる。まあ、あれだろ。呼びかけてる自分は内面で、返ってくるやまびこみたいな自分自身は意識下にある思考や嗜好や身体を含めた自分自身の像って感じだろ。それより右手が痛い。ていうかマウスの滑りが悪い。3年くらい前に狩った500円のジャンクマウスだしな。