衣装は料理

コスプレばかりを求めてくる男に対し、あたしじゃなくてコスプレが好きなだけでしょ!?バーカ!的な話はよくあるけど、違うんだよ、衣装は料理で君は素材なんだよ。
例えば君が肉だとして、シンプルに焼いて食うのも勿論美味しいけど、たまにはローストビーフカルパッチョ、肉じゃがやチンジャオロース*1も食いたくなったりするじゃない?そうすることで肉のいろんな美味しさを味わえるし、シンプルに焼いた場合にも、その美味しさが際立つってもんなんだから、みたいな言い訳を、咎められている主人公を見ながら、ふと思いつく。
この理屈で言うならば当然、じゃ、あたしも料理するってことになって様々なリクエストに応えねばならないけど、ま、当たり前と言えば当たり前だから別にいいのか。そういえば、そういった逆の立場の話、女の人が男にあれこれリクエスト、ってあんまり見ないな。腐女子がメインのマンガとかでたまにあるくらいかな*2。ま、逆の立場になるってのは、理解するのに手っ取り早いからいいんじゃないのかな。そういうの見るだけでも、どんだけ嫌そうで、面倒くさそうで、料理なんて理屈言われても、ピキピキくるだけって気がしないでもないけど、どっちにしろ自分にゃ関係ないし、どーでもいいやー。

*1:世間的には牛かと思ったんだけど検索してみた感じそうでもないのかな。家は豚。牛とか高えよ。滅多に食わないし食えても安物だから美味くないよ。

*2:でもまあ多少趣は違うか。ブルマや制服は、スーツに相当するけど、キャラのコスプレはキャラにしか相当しない。没個性的というか、衣装の向こうにこれといった特定の誰かが想定されないブルマやスーツと、そのキャラが鎮座しているキャラと。