昼は高飛車で超怒ってくる上司を

夜はむふふ、的なエロさは、日常がプレイの一環になってるからだよなっと。上司が必要以上にキツク当たるのは夜に激しく攻められんがためであり、部下がそれを受け入れてるのは夜の下克上に力を入れんがためであるように、今までは単なる日常風景だったそれが、夜という共同の目的のための布石となり、プレイの一環となっているエロさ。
いやいや、興奮なんてものはメリハリが大事であって、例えば食事とセックスが入れ替わった世界ではセックスなんて微塵もエロく感じられないように、これもそうなんじゃねーの?って感じもするけど、この場合はあくまで、日常は日常としての体裁を保った上でのプレイの一環だからこそエロいわけで。傍から見たらキツイ上司とダメな部下のやり取りにしか見えないそこがすでにプレイの一環であるというエロさ。微妙に違うと言えば違うけど、リモコン式バイブ的な、そのギャップみたいなのがあるわけですよ。
しかも、ただひたすらの受動な場合が多い、リモコン式バイブのそれとは違って、上司は自ら夜に強く攻めてもらいたいがために、わざとキツク当たるというギャップ、本当は欲しがっているだけの、尻を振るような目的の行為であるにもかかわらず、厳しく叱りつけるという行動とのギャップ。部下もそれをわかった上で、おうおうそんなに欲しがっとんのかい夜は精一杯可愛がってやろうじゃないかいうひひひひ、なんて心に秘めつつ、申し訳ございませんと、頭を下げるという一種のコスプレ的な、ロールプレイ的な、プレイの一環としての日常。そんでもってそれが夜にまとめて解放されて、また明日の日常へと続いていく、エロティシズム。
と、まあ、そういった感じで、エロいんじゃないのかなっと、さっきと同じマンガを読みながら、またふと思う。どんなマンガだよ!って感じだけど、至って普通の4コママンガ。いや、まあ、普通よりは性的な話がちょっとは多いか。4コマもあれだよな。本当無駄に好きだよな、自分。