偽善

これよくわかんないんだよなあ。人によって定義がまちまちな気がするし、感覚的にいまいち理解しづらい。
以前なんかのSSで、偽善ってのは褒め言葉だと思ってました、だって思いはともかく行為は善であるってお墨付きもらったようなもんなんですから、って言ってたのがあったけど、そんな感じなのかなあ。行為と思いに分けて、行為が仮に善であっても、思いが善でないのならば、それは真なる善ではなく偽なる善、偽善であると。する偽善じゃないけどさ、潔癖すぎる気もするなあ。
あー、でも、あれか。以前とあるゲームで、裏表のないとても善人っぽい女の子がいて、人が嫌がることも率先して行い、家族のために遊ぶ時間を削っても文句一つ言わず、別に当たり前のことだよーって笑顔浮かべてたけど、実際は自分で考えて選択した結果そういった行いを為していたわけじゃなく、純粋に言われたことを疑うことなくただ信じ切っていただけであり、信じることをやめたら世俗的な価値観にハマっちゃったってのがあったけど、それに近いものがあるのかな。それがゲームの中では人間ではないと言われていたように、自ら選択することを人間とするならば、何も考えずに疑うことなく言われたことをただ守るだけのそれは人間とは言えないってなことになるように、思いが偽であるのならば、真なる善ではなく、ただの偽善であると。
どーなんだろ。まあ、確かにその理屈で言うならば、善なる行為をするようにプログラミングされたロボットの行為は善になるかどうかっつー話になったりすんのかな。善とか興味持ったことも考えたことないからよくわかんないなあ。ハナから内的な善以外は、ねーよ、って感じだったし。感覚的にちょっとわからないのもそこらへんなのかなあ。