夏も終わりだな

なんてことを暑い中にふと思う。いや、確かに暑いんだけれど、盛夏は過ぎたというか、風もどこか秋めいたものが混じっているというか。徒然草だっけか。春が終わって夏が来るのでも、夏が終わって秋が来るのでもなく、春の中にも夏の息吹は芽生えてて、それが徐々に育っていき、だんだんと衰えてくる春と勢力が逆転して、夏へと移り変わり、そして夏の中にも秋の息吹が芽生えていて、みたいな話。感じとしてはまさにそんな感じ。いやはや賢い人は時を超えるね。時を超える坊主だね。待ってられない季節がある、
って。それにしても、時は早いね。ついこの間までお正月、っつーか、感覚的には5ヶ月前が去年の正月番組見てた感じ。テレ東のあれを。こういった感覚は振り返った時に思い浮かぶイベントの数とも言えると思うんだけど、たとえば月に1回マンガのクライマックスレベルのイベントがあったら、20回もそんなイベントがあったら、いろいろあったなーって感じ入るだろうけど、20ヶ月の内でマンガの日常イベント以下の小さなイベントが数えるほどしかなかったら、あれ?あっという間すぎるっていうか、何もなかったっていうか、本当にもうそんなに経ったの!?って思うように、本当そんな感じの日常だったからなあ。いや、でも、まあ、これはこれでいいんじゃねえの、って程度には思えるから、まあ、いいのかな。生きててハッピー!ってとこまでいかなくとも、死ぬよりはいいかな、って程度に思えたら、生きていけるみたいなもんでさ。