連日連夜老若男女が徹夜で踊り明かすって

すげーな、おい。地元という地元がなく、地元の踊りどころか盆踊りの一つも踊れない自分からしたら、物凄い異文化。しかし、踊って、休んで、飯食って、だべって、また踊るってのを徹夜でするって話を聞いてまず思い浮かんだのがクラブ。現代都市の盆踊り会場か。しかも、各々が好きに踊るクラブではなく、全員が祭り囃子に従って同じ踊りをするってんだから、陶酔感というか一体感が半端ないだろうな。
イスラム教は身分の高い人も低い人も老いも若きも同じ時間に同じようにアラーに祈りを捧げるから一体感が、って話あるけど、それが踊りなんだから、身体的なダンスなんだから、恍惚感っていうか、まあ一種のトリップみたいなことになるのかな、やっぱり。見た感じ楽しそうだったしな。最高ですかー的な、でもまあそれよりも健全な、宗教っぽい感じの楽しさ。ダンスをすることによって、実際に、身体的に楽しいっての大きいんだろうな。
後、老若男女が手ぬぐい被って同じ踊りをするのを見て農民の心を見た、っていうか、農民ぽかった。江戸時代は9割くらいが農民だっけか?おいおいこのままええじゃないかが始まりそうじゃないか?ってくらいの農民っぽさ。暴動起きるとしたらあの路線だろうな。真面目なデモとか多分合わない。まあ、そんな感じでこんな感じ。与太与太。