前にあらすじだけネットで見かけた

チベットの僧が9桁の文字列の組み合わせで神の御名を記せるという教えか何かに従って、手作業で300年くらい記し続けていたんだけど、このままじゃ何万年かかかっちゃうからってことで、アメリカからコンピュータを導入するって話があったけど、落ちは書いてなかったから気になっていた。
いや世界が実際滅ぶみたいなことは書いてたのかな?だからか知らないけど、神の名前が世界に記された瞬間、その世界は終わりを告げて、また冒頭みたいな日常のシーンで何でコンピュータを導入するんですか?ええ神の10桁の御名を記すために、って感じで1桁ずつ増えていく、ライフゲームというかシミュレーションというか、1桁増える毎にどれだけの時間がかかるかっていう、実験というかゲームというか、そんなんの話なのかなあって想像し、そして実際の話は自分が考えた陳腐な想像じゃ及びもつかないくらいの、どえらい話なんだろうなって考えてた。
で、この前。古本屋に寄ったらたまたまその短編が収録されている本があったので、買って読んでみたら、星が消えていく、世界が崩壊していく、みたいなところで終わりだった。うん、まあ、そうだよね。いや、まあ、そうなんだろうけど。ああ、星が消えていく。