そういえば

さっきふと思い出したんだけど、小さいとき数字の数え方がわからなかった。いや、正確に言うとどちらかわからなかった。今でも覚えてるんだけど、6から10までの間はいくつでしょう?みたいな問題があって、指を折りながら、678910で5なのか、78910で4なのかがわからずに、延々と考えたあげく5って書いたら間違えで、最初のテストだから周りが100点を取りまくる中、自分だけは78点くらいだった気がする。その後はその問題が出ることがなかったから、むしろ100点が多かった気がするけど、その問題が出たら正解する自信がないままだった。
ていうか、あれは教え方が悪いというか、定義が曖昧なままだった気がする。何々にこしたことはないという言葉を使って文章を作りなさいという問題で、ぼくはひっこしたことがない。どんよりという言葉を使って文章を作りなさいという問題で、うどんよりそばが好き。そう答えたら罰になったという話のように。10-6=4っていうのは計算しているというよりも、10-6と問われたら4と反射的に答えるように、暗記している正解だけど、上の話も慣用句に関する問題だから慣用句として答えるもんだっていう正解がインプットされている大人とは違い、そんな文脈は全然知らずに字面通りに答える小学生なんだから、問題を限定せずに、そういった想定外の答えを持ってこられたら何これふざけてるの?っという態度を取るんじゃなく、なるほどなー、問題が悪かったんやなーって態度を…って、ありえないか。
まあ、そういって突っぱねることで、字面通り解釈すれば正解であるにもかかわらず、不正解でーす認められませーんという態度を取ることで、答えを暗に教えていると言えなくもないからいいのかなってことで。これはこういうもんなんですと。でも10-6は知ってたんだよなー。わざわざ10-6とは書かずにそう書いてたから4じゃねーだろと考えて間違えたのが未だに覚えてる。
あ、後、小4くらいの国語の時間で、時間はどういったものだと思いますか?って問題が出たときに、生徒に書かせた後に、はーい、時間っていうのは過去から未来へと流れていくものなんです、って断定したのがえらい印象的で今でも覚えてる。小4ながらに本当にそうか?ていうか断定できちゃうの?って思ったから。今思うと基本的に何でも断定してたなどの教師も。マニュアルでもあるのかね。とりあえず断定しとけみたいな。そういえば煬帝が怒ったのは日出づる国からって所ですよーって言われた気がするけど、あれってどこぞの田舎の島国の人間が調子に乗って天子とか抜かしたところ、天子は世界の中心たる中華の王一人だから、だと思うんだけど、どうなんだろ。四方山話。雑多雑多。