初体験したが何も変わらなかった云々

よくある初体験に限らず、いろいろな分野での初体験でも、割と似たような話が多いけど、何も変わらなかったって感想を抱くってこと自体、何かが変わったってことでもある。
体験する前は、何も変わらないかもしれないけど何かが変わるのかもしれないという状態であったのが、何も変わらないということを知っている状態へと変わっているのだから。収縮というか確定というか。何も変わらないということを知るための経験。無知の知、なんて言うと安っぽいが、無変の知。変わらないことを知っている。
もちろん、何かが変わってもいいんだけど、良くも悪くも確定する。がはは、女は一生かかってもわからんわ、がははは、って態度にしても、不定という態度を確定してると言える。ま、こじつけめいてはいるけれど、未経験による未定とは明らかに違う態度には変容している。アソコの香りはラベンダー。多分にネタ的な発言ではあるけれど未経験だからこそ言える言葉でもある。経験してしまうとその重力に引っ張られてなかなかこういう発言は難しい。
先日聞いた小学生の会話。うちの父ちゃん何でも飲めるんだぜ?マジで!?じゃ銀河飲めんの!?いや、銀河は飲めないかも。に通じるものがある。銀河は宇宙の星団だか天体ではなく、とにかくとても大きいもの。常識の重力に引っ張られないそういったカテゴライズ。ていうかやばい時間がない。出なくちゃやばい。後何行かだったけど書けそうにない、というか、こんなことすら書いてる場合じゃない。終わり。