とある海外小説の巻末解説

デビュー当時は一部の熱烈なファンにウケただけで泣かず飛ばずだった作者。そんな作者が評価されるに至った、今の作品に通じる芸風というか、書き方というか、スタイルを確立した作品に対してのコメント。これによって作者は自分の音色を見出した。いいコメントだあね。自分の音色。
ま、こんなこと言うと、努力放棄の自分探しライクで、若干あれな感じも漂うけど、でも、実際問題として、向き不向きというか、そういったものはあるからね。本当の自分が云々というよりは、手持ちのカードでどうやって最良の役を作っていくか、自分のどれに投資すれば一番リターンが大きいか、そういう話に近い。ピアノじゃ一番になれないからサックスか何かに転向したらジャズの神様っぽい存在になったよ!っていうあれとか。まさに音色、なんちてな。
しかし、何だな。なんちてな、ってキモいな、これ。何で立て続けにこれ書いてるのかが自分でもよくわからん。頭の中の辞書での参照元はオンナのコオトコのコのあれ。なんちてな。きめえ。