多くの人を救助したけどまだ全員じゃないからと再び現場に戻り死んだ人に対し、かわいそう、というコメントを見る。うーん。多くの作品を残したものの平均寿命から比べると20年くらい短くして死んだ、つまり60前後の人に対して、まだ早すぎるよ、というコメントを見たときの違和感に近い、うーん。
これは多分、全員を助けることができなかったっ……!と嘆く正義の味方に対して、それって傲慢で思い上がりも甚だしいよねー、全員助けることができなかった、じゃあなく、こんなにも助けることができた、だろ?助けられた人からしたらさ、なんて話があったけど、それに近い。早すぎるよ、ってーよりは、多くの作品ありがとう、お疲れ様でした、的なさ、マラソンでリタイアした選手に惜しかったねってんじゃなくこんなに長い距離をよくがんばったね的な、ありもしないこれからを念頭において残念でした惜しいこってすとかじゃなく、現にいままで走破した距離を、残した作品を、生きてきた軌跡を、評価したいし、惜しむらくは的なこと言うにしてもまずはそっちが先じゃないのかな、っと。
そんなわけでの、うーん。レトリックにしてもさ。