我等と違うが故に彼等は存在してはならない

某漫画でヒトラーの台詞の引用としての言葉。ああ、これはシンプルでわかりやすい。検索しても出ないけど、言葉変えて探すのもだるいし、まあこのままで。
原初の時、1人の人間と、群れを作る人間がいる。どっちが強いかっつったらまあランチェスター出すまでもなく群れだろうから、1人の人間は淘汰され、あるいはそれを恐れて群れを作り、1人の人間はいなくなる。そして群れと群れとの争いに。そこでもまあ原始的なそれだから単純に数が多い方が勝って大きな群れと群れが残り小さな群れは残らなくなる。そこまでいくと原始的な発明が生まれたりして、例えば無手より武器*1を生み出した方が、石器よりも青銅器を生み出した方が、青銅器よりも鉄器を生み出した方が、数は少なくとも勝利できるようになってくる。最初には数が多かった方が勝利する段階から、より優れた武器を生み出せる社会が勝利する戦いに。そこから先はますます加速して、火薬や銃器や化学や科学や、それらを生み出せるより効率的な社会が勝利し、非効率的な社会は淘汰されていき、撃ったら自分も終わるような兵器が開発される段階までそれは続く。そこから先は経済や文化的なもんになるのか、核撃つとか引くわーって禁忌として通常兵器でのそれが続くのか、それとも終わるのかよくわかんないけど、そんな感じじゃないのかなあっと。
え?何の話?ってくらい話逸れまくったし、最初の3行以外いらなかったんじゃね?って気がしないでもないけど、ミツバチが巣のために命をかけるのはその方が自分に近い遺伝子を残せるからって話と合わせて、近いものと群れを組むって行為は二重の意味で生存戦略的なそれじゃね、と。例えば他国の群れとの危機があれば自国で群れを作り対抗するけど、それに勝利し他国の脅威がなくなれば、自国の群れの中でも近いものと群れを作るのは、より多くより近くについた方が闘争の上でも遺伝子的な意味でも有利だからと*2。宇宙人よりは外人の方が近いし、外人よりは日本人の方が近いし、日本人でも遠い県よりは同県民のが近いし、同県民よりは親類縁者の方がって感じに。
って、目新しい話が一個もないな。まあ、最初の言葉聞いてそんなベタなこと思ったっていう話。

*1:弓とか槍とか

*2:後は近い方が結びつきやすいし、結びつきが固いだろうし。