昔の曲→ちょっと昔の曲→電 波ソング

ってのは、大きな物 語→小さな物 語→動物 化ってベタな見方が通じると思う。歌で世界を変えられると本気で意味を持たせ、何か実際に変えるのは無理っぽいけどファッション的にポーズ的に意味ありげに歌い、意味なんてものは放棄してその場での快感のみを重視した電 波ソング、みたいな感じで。
意味ありげにしてるだけで実際は薄っぺらい曲よりは、意味なんて放棄してその場での快感のみを重視した曲の方が潔いし心地よい。本気で意味をこめた昔の曲でも古びてしまってる上に、それで世界は変わらなかったことがわかっているんだから、共感して世界を変えるぞ!なんてベタな聴き方はもう通じず、単なる鑑賞される曲の一つとしてしか意味をなさない。強いて言うならばノスタルジーな読み方ができるくらい。それならば現在の快感を重視した電 波ソングの優位は変わらない。
っと、まあ、そんなことを、意味なんてほとんどないのにファッション的にポーズ的に意味ありげな曲を多く歌ってた声優が歌った電波曲を聴きながら、最近は普通の人が電波ソングを普通に好んでいるって話を思い出して、そんなことをふと思う。