とあるゲームの話

美しいけれど悲しいトゥルーエンドを見せられる。それを見せられたプレイヤーは思う。確かに美しいけれど悲しすぎる。みんな幸せなハッピーエンドがあってもいいじゃないか。そしてその後にグッドエンドを見せられる。ヒロインが実は何とかなって他のヒロインとも仲が良いままの学園生活はこれからも続くぜ!的なご都合主義で投げやりなグッドエンドを。改めて見せられることでプレイヤーの認識は変わる。美しいけれど悲しいトゥルーエンドは、悲しいけれど美しいトゥルーエンドだったんだって。そこが上手いとこだなって思った。