古本屋でふと手に取ったマンガ

悪人を育成する教育者の主人公。宗教法人編で自分たちも宗教法人作ることになり適当な女を聖女として担ぎ上げたんだけど、途中から本当に不思議パワーを発揮し始める。信者も増えて盤石になり始めた頃に、以前、自分たちが潰した相手の宗教法人の教祖が主人公に恨みを晴らすべく銃をぶっ放して胸を撃つ。完全に致命傷の傷なんだけれど、担ぎ上げた不思議パワーを発揮しまくりの聖女様が生き返らせる。信者は奇跡を目の当たりにして大喜び。そんな信者に聖女は言う。全ての人たちは赦されるのです。
そんな熱狂空間に水を差すのが主人公。聖女に向けて銃をぶっ放す*1。何をするんだ危ないじゃないかと言われても逆に怒る。誰が生き返らせてくれと頼んだ!主人公の生徒達は諭す。救われたくないんですか?地獄に行きたいんですか?と。それに対して主人公は啖呵を切る。てめーら救われたいから善人になろうってのか、地獄に行きたくないから道徳を守ろうっていうのか!?そんなものより俺の胸の内にはあれをしたいこれをしたいっていう欲望が蠢いてるんだ!だから神様だろうがなんだろうが言うこと聞くわけにゃいかねえんだよ!と。
赦しの話とか主人な話とかいろいろあるけど、とりあえずあれだよね。格好いいよね。

*1:当てるつもりじゃなく足下に威嚇として。