「世界意思」なるものを聞く

何でも世界を変えるような重大な出来事の際にはその世界意思が働き、世界意思という観点から見て良い選択が後押しされ決定に至るとのこと。人間の価値観如何ではなく、あくまで世界意思の観点から見て良い選択を決定に至らしめるために、間接的に世界に働きかけるとか何とか。
なるほど、もっともな話だ。なぜなら世界意思があってそれによりどちらかが選択されるのではなく、偶然的にどちらかが選び取られた後に世界意思なるものが現れてそれが世界意思という観点からすると正しい選択であったと保証しているんだから。
故に絶対。要は後出しジャンケン。負けることも誤ることもない。たとえどんなに間違った愚かな選択がなされたとしても、それが世界(意思)の選択か…って話になるんだから。勝てばレジスタンス、負ければテロリスト、勝者は歴史を記す権利を手に入れ、敗者はそれを失う、って話みたいなもんだよなっと。