祭如在 祭神如神在

ご先祖様を祭るときはそこにご先祖様が在すがごとく、神様を祭るときはそこに神様が在すがごとく祭らなあかんでー、ってな意味とか何とか。もっともだなーって思うけど、やっぱり高校生くらいの自分に見せても納得はしないだろうなーって気はする。現に好きじゃなかったし。でも問題点が違うんだよな。
霊的なものなんて存在しないんだからそんなん祭るのアホちゃうか?ってのと、別に霊がいなくともそれを祭るのが礼として普及している社会で霊なんかいねーよって振る舞いしたらいろいろ面倒なことになるのはわかりきってんだから在すがごとく振る舞わずに自説を振り回すお前アホちゃうか?ってので。神の存在証明じゃないけれど、霊がもしいるならば真摯に祭った方がいいし、霊がもしいなくても霊がいないかのように振る舞ったら白い目で見られるのだから、霊が在すがごとく振る舞った方いいよねーっと。
他の礼に関してもそう読むならば、在すがごとく、敬すがごとく、っていうとちょっと言い過ぎかもしんないけど、でも基本的に礼ってのはそんなもんやでー、根拠とかちゃうねん、それがそうとされていることを、現にそうすることによって社会の一員の、同じ規範持ってまっせー、仲間でっせーっていう合図みたいなもんやから、根拠とか本当とかそんなん求めるもんとはちゃうねん、って感じなのかなーっと。しかし胡散臭いな、言葉が。何年か住んでたはずなんだけどな。