激痛で目が覚めた

プールで逆さまになった時の鼻の奥がツンとするあれを強力にしたような、そしてそれが延々と続くような、そんな痛みで。鼻の横のツボに水を叩き込むと溺れたような症状が出るって本当かどうかわからねえ話がとあるマンガに載ってたけど、鼻の奥に鼻水が溜まることで似たような症状が起きているんじゃないかと思った。右鼻の奥に鼻水が溜まっているような感覚があり、それが染み出してプールの時にツンとするあそこを常に刺激しているような、右鼻から右目へ、右目から脳へと突き抜けるような痛みが、溺れているかのような苦しさが、延々と続くそんな痛み。
よーし、パパ鼻かんじゃうぞーって鼻かんでもこれがまた出ない。ぶふっー、って力強くかんだところでちょびっとしか出ないし、まるで鼻の奥のそれが減っている気がしない。いつ終わるともわからない痛みの中、お話とかによくある、常人じゃ耐えられないような痛みのはずなのに声一つあげないなんて、的なことは自分にゃ無理だと思った。だって、このわけのわからない痛みで病院に行き、はーい2時間待ちになりまーす、なんて適当なこと抜かされた日には大暴れしかねない。風邪とかそんなん後でいいだろ、こちとら常に溺れているような状態なんだから、と叫き散らすに違いないと、そんなことを思いながら期待できない鼻かみを続けていた。まあ、実際には、半端じゃないへたれだから3時間でも4時間でも黙ってるだろうけどさ。
と、まあ、そんなこんなで、冬用の長袖長ズボンを着込み、毛布をかぶりながら、延々と鼻をかみ続けていたら、ティッシュがえらい量になってるから100回くらいかな?、ひりひりする鼻の横の痛みと引き替えに、鼻の奥の激痛は大分和らいだ。ふー、本気でやばかった。