人は人、我は我、の考えに従うならば、劣等感的な辛さはなくなる。我とは違う人と、自分と他人とを、比べることは、詩人と陸上選手を同列に扱うくらいに、無意味なことになるから。一方、彼も人なり、我も人なり、の考えに従ったときのような向上心も失われる*1。同じ人間という中で努力の差があるだけという関係ではなく、自分とは違う人間だから、という関係になってしまうから。
つっても、まー、中庸というか、上手い人はこれを両立させることができんだろうな、って気はするなー。

*1:指針を持てば別っちゃ別