巨乳メガネっ娘である文芸部長と仲が悪い漫研の部長がいつものように喧嘩してこんなことを言った。頭の中でとんでもなく恥ずかしい目にあわせてやる。それを聞いた文芸部長は知り合いの腐女子を連れてきて、この男を頭の中でとんでもなく恥ずかしい目にあわせてやってくれ、と頼む。すると彼女は、ワイルド系ホームレス×漫研部長で妄想し始めて楽しそうに微笑みながら呟く。あらあら、なにが大好きですって?会ったばかりの男におねだりなんてはしたないですね云々。結果として漫研の部長は文芸部長の恥ずかしい妄想をする前に打ちのめされる。汚されちゃった。どうしよう。しくしく。
どこぞのニュースを聞いた時、以前読んだそんな話が頭に浮かぶ。こう言う人もいるだろう。復讐は何も生まない云々を引き合いに出してキリがないから根を断たなきゃダメなんです。でも妄想は作品を生んでいる。って、これ書いてて思ったけど、この理屈だとあれだな。復讐は何も生まない?戦争は何も生まない?生んでいるじゃないか。消費を。なんつーことも言えるな。ま、どーでもいい話。