2次元作品に登場するキャラが、3次元なんかクソであり2次元こそが至高である云々などと言う作品は結構あって、神のみぞなんかもまさにその一つなんだけど、マンガとして読んでるこっちからはまさに至高の2次元であるのに主人公はそれをリアルだとしてして見向きもせずにひたすらゲームに没頭する。それが2次元であるにもかかわらず。
この考えを応用するとどうなるか。そう。つまり、もしかしたら自分は何らかの作品の登場人物じゃないのかと考えるってのと同様に、自分は2次元作品の登場人物であり、実はリアルの3次元だと思っている彼女たちは萌え萌えきゅんきゅんな2次元少女であると考えるならば、なんとハッピー2次元と結ばれることが、って無理あるね。うん、無理無理。
考えてみるとよくわかる。もし仮に、その主人公に対して、君は2次元の登場人物で、君がリアルだと思っている彼女たちは真実2次元存在であるけど、どうする?って聞いたらなんて答えるかが。考えるまでもないとこちらに視線も移さずにゲームに没頭しながら面倒くさそうに答えるだろう。
だよなー、次元の数が問題じゃないわけで。もし仮に周りの人間が2次元存在であるとしても、結局は変わらない。要は創作か否かっつー話で。そういった意味でアイドルはやっぱり2次元的である。創作といった意味で。偶像といった意味で。