女は男の10倍気持ちいい、とかよく言うけれど、もしこれが逆だったら、男が女の10倍気持ちいい、つまりは敏感であったなら、世の中わりと変わってたんじゃないかな、なんてことをノーリアクション騎乗位をする逆レイプ物を見ながら思う。
以前ゲイ物を見たときに受けが女性的な色っぽい仕草をするのを見て、女性になりたいニューハーフではなく男として男を好むというゲイが、どうしてそんなことをするのかな、っと考えてみたら、色っぽいというのは女性特有のものではなく、受け全般に見られるものであり、たまさか女性が受けであることが多いから云々なんてことを書いたけど、今回のもまさにそれであり、もしも10倍気持ちいいってことになったら正常位やら後背位なんか腰砕けになってできず、現在の騎乗位が正式な正常位になって、それどころかお話としてよく描かれるような男女逆転した世界に、ちょっと近いものができあがるんじゃないのかな、くらいにまで思ったから。
そう。子を産めるやら肉体的な強さやら起源やらやらが問題とされてたけど、男女間の力関係は、どちらが敏感かであるかによって形成されてたんだよ。な、なんだってー。暇人である。でもこういう映像の世界があったとして、今みたいな社会が形成されるとは、ちょっと思えないもんなー。せいぜいがカマキリのオス的な。今も似たようなもんだろ、っつー話ではあるけれど。一応は。