ウマいウマいと思っている中でどれだけのものを、本当にウマいと感じているのか、なんて思う。わかりづらいな。それは本当にウマいのか?ただその食べ物がウマいと頭に刷り込まれているだけじゃないのか?っていう。
以前カレーを粉から作ったとき、今まで食べてたカレーっぽくはないけどトマトやなんやらのうまみはあっておいしいなー、なんて思った後にふつうのカレーを食ったとき、あれ、今までウマいウマいって食ってたけど具体的になにがどうウマいのかって考えてみたら、これどうなんだろう、ただカレーっぽいってだけじゃないのか云々、とか感じて以来、そんなことを考える。
そんなことを考えると、ふと、美味しんぼの話が頭に浮かんできた。サンマってなんとなく美味しいものだと思って食べてたけど、改めて、外人さんに、サンマって美味しいでがすか?なんて素朴な疑問をぶつけられたら、あれ、そういえば確かに、最近のサンマって特別に美味しいもんじゃないかも、っていう話。記憶の片隅に眠ってたのを、新しい記憶が関連度高いと一本釣り。記憶さんすげー。