具体例で考えるならば、明久×秀吉と、秀吉×明久は、確かに全然ちがう。
カップリング?出てるキャラ一緒なんだから、どっちが攻めだろうが受けだろうが、たいした問題じゃなくない?正常位か騎乗位くらいの違いじゃないの?なんて思ってたけど、全然別物だわな。どっちが上か下かなんてチャチな話じゃなく、質的に全くと言っていいほど異なるんだから。そりゃ戦争も起きる。
でも、多分、これでも全然理解なんかできてないんだろうなと思うのは、どっちのパターンにおいても秀吉を主体に考えるところ。自分の好きなキャラを受けに見る、かわいいキャラは受けに見える、的な話からすると。基本、明久にさしたる魅力感じてないのもあるけど、でもこれは、バックボーンがBLではなくショタにあるからなのかな、もしかして。
たとえば、おねショタ物なんかに、はじめての快感に夢中で腰をふるショタなんてーのがよくあるけど、あれなんか一応は、形式的には、攻めているショタに萌えるように。おねえさんが刺身のツマであるのは、同様のケースのふたなり物、不思議なクスリで生えてきちゃったヒロインが的な、ものと比較してみればよくわかる。どちらも、あくまで主眼は攻めてる方に置かれてる。媚薬で体が勝手に反応しちゃう的なあれに近い。
しかし秀吉が夜は益荒男って発想はなかったな。ありだと思います。