ドラハラタタン。確かに改めて考えてみると日本語っぽくない趣がある気はする。マハブフダイン的な。
正確には、どら腹立たん?とても腹がお立ちになりませんか?の意。どらは「超」と同じ強意の副詞。ただこれがそれよりも便利だなと思うのは発音の仕方によって強意の度合いに幅がでること。「超」は低く言っても大して意味は変わらない、というか、むしろアホっぽくなるけど、「どら」の場合、平板に「どら」と言う場合と、「どぉぉるらぁ」と低く巻き舌気味に言った場合では強意の程度が結構変わる。というか、ガラが悪い。
語尾に「がー」を付けると倍率ドン。どらガラ悪いがー。「がー」も「がー」で平板に言うだけじゃなく、「ぐゎあー」と語尾上がりに言ったりするもんだからタチが悪い。濁音が多いのもあれだけど、このイントネーションが、響きが汚いって言われる所以なんだろうな。