殺害ではなく戦死

戦場で命をかけた者同士が相争う場合、それは殺害ではなく戦死というのです云々、なんつってる二次創作を読む。なるほど。なかなかスマートな考えではある。
まず相手方に対する配慮。犬死にですよ、っつーよりは、戦場で、殉死するように、戦死されたのですよ、みたいなニュアンスが生まれる。で、メインであるこちら側に対する配慮。命をかけた者たちが闘争する場である戦場においてはそれは必然なのですといったニュアンスで和らげる。
そしてこれがいつ役に立つかっつったら、人を殺したら捕まるのに戦争で人を殺しても捕まらないのはなんで?的なよくある疑問に対したとき。だから戦争は間違ってるんだよ、人殺しは殺した人数が足りないから英雄とは呼ばれないんだよ、的な答えよりは、ま、もっともらしく返せるのかな、と。お互い命をかけても守りたいものがあったから戦争をし、一方は生き残り、一方は戦死したんだよ、ってなカンジで*1
ま、個人的には、どっちも一緒でいいじゃんっつー気はする。だから答えるとするならば、銭湯で全裸になっても捕まらないけど、街中で全裸になったら捕まるじゃん?そーゆーこと、みたいなカンジかな*2

*1:非戦闘員に話が飛ぶ可能性も高いだろうけど

*2:じゃ裸になること自体は悪くないとでも言うのかね!?と聞かれたらならばイエスと答える