マンガの話

このSを、見よ。あ、そっち?
全ての女がビッチだと証明しようとしているわけじゃなく、あの女医だけはビッチじゃないことを証明したいのか。
それはそれで歪んでるっちゃ歪んでるけど、自分が考えてた解釈よりは、わりあい素直か。しかし、それじゃ、あまりにも噛ませすぎる気がしないでもない。両思いのヒロインと結ばれない主人公を嘲笑うのではなく、むしろ主人公に婚約者を取られたいっつーのはさ。
マンガといえばめだか。戯言のときもそうだったけど、使い捨てをも厭わないというか、その程度のキャラやアイデアはすぐに浮かぶから本当に使い捨てすてることが何でもないという強みを、如何なく発揮した回。ある意味究極の使い捨て。そこがアマとの一番の違いなんだろうな。思いついたアイデアを後生大事にするか、ばっしばし使い捨てることができるか、というか、作り続けることができるか。陶芸の授業で、質で評価すると伝えて1個の作品にこだわったグループよりも、量で評価すると伝えて何個も作ったグループの方が、結果として良い質の作品を提出した者が多かったって話のように。


追記:ひょっとして女医が墜ちるのかな?で、憧れの人が墜ちて、イケメンと同じ状況に陥った主人公が、それでもなお、女医を選ぶっつー、アリョーシャというかホセアというか、そんな類の話なのかな、ひょっとして、とかふと思う。
追々記:つーか普通に読んだらあれか。心はなびかないまま落としたいのかな。